2005年12月06日
ザグレブ

ハンガリーから夜行列車に乗ってクロアチアの首都ザクレブにやってきた。ちょうど雨の時期のようで石畳の町は毎日しっとりとぬれていた。
ある日の夜、ユースホテルで数名の日本人と知り合いになった。久しぶりに使う日本語を使うことが出来て嬉しかった。そしてワイワイしているうちに散歩がてら丘の上の教会まで行くことになる。夜の教会は雰囲気がよいという情報を一人が持っていたのだ。
そして夜のザクレブの町へ繰り出す、みんなでブラブラと市場のあたりについた頃、突然目の前に5,6人の男が現れた。スキンヘッド・黒の革ジャン・短パン・ブーツ・いでたち格好は明らかにへんである。そして自分らの前に立ちはだかり「GET OFF MY COUNTLY(俺らの国から出て行け!)」と言い出した。もちろんこんな時は無視するのが一番である。みんなそれをわきまえていてするすると避けて行った。こちらの人数が多いせいか追ってはこなかった。こいつらがうわさの「ネオ・ナチス」だ。危険極まりない。
2005年12月07日
WALL ART

ザグレブの駅からバスターミナルに向かって長い長い壁がある。
そしてその壁一面にいろいろな絵が描かれていた。
ヨーロッパでは壁にそういう風な絵が描かれていることが多い。
しかしここは自分の見た中では別格だった。
一つ一つのレベルがたかい。
そして自分の一番好きな絵がこの写真である。
その立体感と不思議なデザインは絵の中でも一つだけきわ立っていた。
(写真をクリックしてもらうとよく見えます。)
2005年12月08日
黒猫っち
久しぶりに晴れたザグレブの町を散歩していると猫が五・六匹たまっている場所があった。
これが「猫の集会」と呼ばれるものであろうか。
別に猫達は何をしているのでもない。
が、一匹だけこちらをじっと覗っている猫がいた。
一匹だけ黒い色だった。
猫ってやつは大概写真を撮ろうとすると逃げてしまう。
しかしその黒猫っちはまったく動じない。
おかげでちゃんとファインダーに収めることが出来た。
2005年12月10日
ドブロブニク
ドブロブニク

クロアチアという国の最南端に位置するのがこのドブロブニクという町だ。
そこは町全体が世界遺産に指定されている。
旧市街地が城壁によって囲まれており、その中にまるで中世の町並みを
そっくり今にもって来た風景が広がっている。
そしてかの有名なジブリアニメ「魔女の宅急便」の町のモデルになったとも言われている。
確かに城壁に囲まれた赤がわらの町は魔女の宅急便の世界観にそっくり当てはまる感じがした。
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クロアチアという国の最南端に位置するのがこのドブロブニクという町だ。
そこは町全体が世界遺産に指定されている。
旧市街地が城壁によって囲まれており、その中にまるで中世の町並みを
そっくり今にもって来た風景が広がっている。
そしてかの有名なジブリアニメ「魔女の宅急便」の町のモデルになったとも言われている。
確かに城壁に囲まれた赤がわらの町は魔女の宅急便の世界観にそっくり当てはまる感じがした。
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2005年12月11日
洋上の島

城壁から市外を見渡す。
赤い屋根の町にエメラルドグリーンのアドリア海から反射する光でキラキラしている。
そして町の城壁の外に島が一つ浮いている。
この写真の島の反対側にはビーチが広がっているおり、
いった人の証言によるととても綺麗なところで一日ボーと出来たらしい。
しかし自分はどうも縁がなくて行くことが出来なかった。
今となってはとても残念だ。
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2005年12月12日
メインロード
ドブロブニク旧市街地の中心に一本の大きな道が通っている。
そのメインロードにはお土産屋やカフェ、レストランが軒を連ねていたりおり、
とてもおいしいピザやを見つけて毎日通っていた。
もちろん町の中には車は入れないようになっている様だ。
人々はそのメインロードを賑やかに行き交っている。
時折大道芸人らが芸をやっており、彼らの芸を見ようと人垣ができていたりした。
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2005年12月13日
船着場
ドブロブニクはヨーロッパの休養地である。
そして海の町であるから船着場にはたくさんの船がつながれていた。
大きなものから小さなものまで。
桟橋の上から釣り糸をたれたおじさんが
「今日は釣れないなぁ」
という風な顔でビールを飲みながら笑っていた。
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2005年12月14日
2005年12月15日
赤がわらの屋根

ドブロブニクという町はメインロードを外れると本当に静かな町だ。
メインロードから城壁へと続く急なせまい坂道、
子供達がチョロチョロと遊んでいる。そこが路地裏の世界。
その時ふとその狭さに息苦しさがないことに気がついた。
ここには車という物は存在しない。
そこは人が人の為に作られたスペース。
車が我が物顔で走っている物質世界とは違うのだ。
世界遺産としてその景観を保護しなければならないという事が本当に大切なことだと思った。
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2005年12月16日
2005年12月17日
バスケット

石のタイルの上にバスケットボールのはねる音がした。
サッカーが全盛のヨーロッパで始めて見るバスケットの風景だ。
自分もバスケは好きなのでひさしぶりの感じが懐かしく思えた。
ドブロブニクという小さなスペースの町でバスケに打ち込む少年は、
強い日差しの中、黙々とボールをゴールへ放つのだった。
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2005年12月18日
ヒカル・ウミ

ドブロブニクではとにかく天気のいい日に恵まれた。
そしてそんな天気のいい日は太陽の光が海に反射してとてもまぶしいのである。
直射日光が暑くなったら城壁の影に入り込めばいい。
城壁にもたれかかる。
ひんやりした石の温度を感じながら、ミネラルウォーターを飲んで空を見上げるのだ。
海も空も光っているのだから。
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2005年12月19日
アドリア海
アドリア海というのはクロアチアとイタリアにはさまれた海。
ドブロブニクの海はとにかく綺麗。
沖縄人の僕が「ほんとにきれいだなぁ」と思うぐらいだ。
海好きな自分としてはこれは泳ぐしかなかった。
透明度が高いから水中ゴーグルが欲しかった。
3年ぶりぐらいの泳ぎだったのでなかなかうまく泳げない。
へんだなぁと思ってると、塩分濃度が薄いのだろう、
体が沖縄の海より浮かばないのがわかった。
久しぶりの泳ぎで満足な一日を過ごすことが出来た。
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2005年12月19日
船と自然
海と船と山と。自然が満ち溢れていた。船が繋がれた漁港でさえこれだけの透明度があるんだ。驚きを隠せない。自分の故郷である沖縄はもうこんな綺麗な海は少なくなってきている。それだけたくさんの自然が死に絶えてしまってきてるのだろうか。。。
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2005年12月20日
戦地・瓦礫
ドブロブニクの正面に高い丘がある。
10年ほど前までは市内からその丘の頂上までロープーウェイが架かっていたという。
だが今かつてロープーウェイの搭乗口であったものは瓦礫の山と化してる。
ロープーウェイのゴンドラもすぐ横にべこべこになって転がっていた。
クロアチアはかつてユーゴスラビア連邦という社会主義国家の一部だった。
しかしソ連崩壊を迎えて民主化の方向へ進みユーゴスラビアから脱退。
それを向かえてユーゴスラビア中が内戦へ。
聞いた話ではこのロープーウェイに小型ミサイルが打ち込まれてこうなったという。
「そういう悲惨なことを忘れないためこの形を残しているのだ」
とクロアチアの人が言っていた。
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2005年12月21日
丘の上の十字架

そんな丘の上に十字架があった。
青い空にそそり立つその十字架は内戦の時に
亡くなってしまった人たちへの鎮魂の礎だそうだ。
そして偶然にも自分がこの丘へ登った日が9月11日だった。
お分かりだろう「同時多発テロ」が起こった日である。
その日の午後ユースホテルの同部屋にその日ポルトガル人の2人組が入ってきた。
その兄ちゃんたちが「アメリカのペンタゴンに飛行機が突っ込んだんだぜ」といいだす。
僕は何かの冗談だと思い「何いってんの?そんなわけないでしょ?」と返したら
だったら「テレビをみてみな」と言われ、そのままにテレビを見に行った。
テレビをつけた瞬間飛行機がビルに突っ込んで入った。
何がなんだかわからない。
クロアチア語で語られるそのニュースでは到底理解できなかった。
この先アメリカへ渡る予定だったのでいったいどうなるのか皆目検討もつかなかった。
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2005年12月22日
国境
ここは国境である。
目の前に見える山はすでにボスニア・ヘルツェゴビナだ。
日本にいると国境という物を身近に感じることは出来ない。
しかし人間の目には絶対写ることのない国境という区切りの線。
それは、この大きな自然の中では「身勝手に引かれた線」でしかない。
自然の中に区切りをつけようがないのだ。
この先のボスニアはつい2年ほど前まで内戦が起こっていたそんな場所でもある。
サラエボの中国大使館誤爆事件は記憶に新しい。
戦争がそばにあるという事実。
そこで生きていく人達と自分とでは感じる物がぜんぜん違うのだろうと思った。
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2005年12月23日
アドリア海に沈む
らんらんとアドリア海へと沈んでいく夕日。
自分が一日で恐らく一番好きな時間帯である。
日の暮れた瞬間全ての色がワントーン暗くなる。
そんな瞬間は建物の中にいては絶対に味わうことが出来ない。
夜の訪れ。
今日という日がくれてしまったという実感。
さびしいような家に帰るというホッとするような感覚。
そしてまた明日。
様々な思いが去来するのだ。
夕暮れのと同じぐらい好きな瞬間は、朝日が昇る瞬間である。
その瞬間はなかなかものぐさな自分はお目見えすることは出来ない。
でも朝焼けという光はとても自分に元気をくれる。
さぁ始まるぞという感じがたまらなくいいのだ。
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2005年12月24日
夕日
夕日くんが青い空をオレンジ色に染め上げていきます。そんな夕日くんを崖の上から見ていると大きな鳥さんが飛んでいるのを見つけました。彼は両方の羽を大きく伸ばし、ふわりと跳んでいきました。とてもきもちよさそうです。そして夕日くんに染められた雲くんがゆっくりと南へ流れていきまいた。
みんなおうちへ帰って行くのでしょう。僕が今度うちに帰るのはいつになる事やらと、一瞬考えました。でもまだ旅は続きます。旅に終わりはありません。終わらすことはできるけど・・・・。
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