バスより世界の屋根へ ゴルムド~チベット間

バスは何もない平原をひた走る。空気が薄い・・・。そうここはすでに海抜2500メートルをゆうに越している地点なのだ。周りに広がる世界はただひたすらに”荒地”としか形容の出来ない。生命の息吹も感じない。あるのはただ荒涼とした風といやに近い空だけだ。
果てしなく続く道に時折一人歩いているチベット人いる。わからなかった。なぜここに人がいるのか?なぜ彼はここにいるのか?一体どこへい行こうとというのか?このまま一人で歩いて生きていけるのか?
そんな彼にはわき目も振らずただひたすらバスは前進する。
チベットのラサまであと1000キロだ。
Posted by だーしゃ at 22:00│Comments(0)
│チベット