南への旅 泰山 12

泰山の登山道はすべて階段で整備されていた。
コンクリートを剥き出しにしている階段に
観光客や行楽客の人々が登りはじめていた.
登山というのはほんと日本一週したときに富士山に登ったぐらい。
その時の経験ではものすごくしんどかったというイメージがあった。
しかし今回の泰山は富士山に比べると三分の一ぐらいである。
とりあえずそんなむりではないでしょうと、
自分のペースで登り始めた。。
まず最初は緑の豊かさに驚いた。
それはバスで移動しているときに見ていた中国の大地は
ひからびていて、時に緑など全く見えないところなど
沢山あったからだ。しかしやっぱり山はいい。
そして登りながら思ったのがやっぱり人が多いという事。
これは中国がすでに13億人の人口があり、
また訪れた時期が中国のメーデーのときにある
長期休暇時期とかさなってしまっていたという事もある。
山へ登る人、降りてくる人、山の上へ様々な荷物を運ぶ労働者など、、
沢山の人でその登山道はにぎわっていた。
登山道自体はさすが中国といったところか、
日本の登山道の様に狭く作られていないので、
沢山人がいるとはいえ、さほど不便ではなかった。